专利摘要:
切断装置10はチップ42を有する先導部材20を含む、チップ42は加工物に係合して先導凹部を形成し、装置が加工物の表面を滑らないようにする。チップ42はばね58の作用に抗して後退する。従って、本装置は加工物上を滑らず、チップ42の摩耗が最小に抑制される。
公开号:JP2011506112A
申请号:JP2010537503
申请日:2008-12-08
公开日:2011-03-03
发明作者:アンドリュー・マーク・ベイノン
申请人:シーフォー・カーバイズ・リミテッドC4 Carbides Limited;
IPC主号:B23B51-04
专利说明:

[0001] 本発明は切断装置、特に回転切断装置に関する。]
背景技術

[0002] 切断装置には多くの形式のものが存在している。例えば、穴鋸では、カップ状部材の口部の周りに形成された刃を回転させることにより環状切断部が形成される。典型的には刃(又は歯)は口部の周りに形成される。]
発明が解決しようとする課題

[0003] セラミック製タイル材のような非常に硬い材料に切り込みを開始する際などのある状況下では、穴鋸のタイル材へのかじりやタイル材表面での滑り等の損傷を防止することが困難である。]
課題を解決するための手段

[0004] 本発明の実施形態によると、加工物に係合してそこに環状切断部を形成するように、回転軸の周りに回転自在の切断部材と、加工物に係合して前記環状切断部よりも小さい半径の先導凹部を形成する先導部材であって、前記先導凹部内に先導部材を位置づけて、前記加工物に対して横滑りしないで前記回転軸の周りで回転できる先導部材と、前記切断部材と前記先導部材のための駆動部材と、前記切断部材の前進につれて前記先導部材が前記切断部材に対して相対的に後退するように動作させる動作部材と、を備えた切断装置が提供される。
先導部材は、加工物が切断部材に係合する前に切断部材を超えて突出して前記加工物に係合することができる。]
[0005] 本発明の他の実施形態では、加工物に先導凹部を形成し、先導凹部に係合して加工物に対する回転軸位置を維持するように、軸線の周りに回転できる先導部材が提供される。さらに、先導部材は、取り付け部、切削部、及び該切削部を取り付け部に対して相対的に後退させる部材を含む。]
[0006] 先導部材はそれに力を加えて後退させることができる。この力は先導部材を加工物に対し押しつけることにより発生できる。先導部材は互いに移動可能な第1部材及び第2部材により取付が可能であり、これら部材の相対位置を偏倚させるように作用する偏倚部材を有する。これらの部材は先導部材が前進する相対位置に偏倚させうる。これらの部材は入れ子式に形成できる。これらの部材は軸線に沿って移動可能である。これらの部材の一方は細長部材、他方は細長部材がその中で軸線方向に滑動できるスリーブであってよい。最長部材はスリーブ中に拘束することができる。]
[0007] 先導部材は先導凹部を切削形成できる。先導部材は加工物に係合して先導凹部を形成する切削チップを有する。チップは先導凹部が形成される際に加工物に係合する部材により支持させることができ、この部材により先導凹部の深さを制限する。チップは加工物への初期接触を提供するチップ先端を有するチップ本体を含み、前記チップ先端が加工物に侵入するにつれて加工物を切削する切削形状を有する。チップ先端は回転軸からずれた(オフセット)位置にある。チップ本体はチップ先端に向けて傾斜するテーパ部を有する。テーパ部は回転軸線に中心を有する円錐形を有し、回転軸線に対して直角でない表面で境界づけられるように修正された表面であり、この表面は修正されない円錐内で前記回転軸に交差する。境界表面と修正されない円錐の表面とが交差して形成されるエッジは切削部を提供する。境界表面は平面でありうる。チップは回転軸に中心を有する円筒部により支持できる。]
[0008] 切削部材はほぼ円形の刃から構成できる。本発明の他の形態では、上記の切断装置を使用して、前記先導部材により加工物に先導凹部を形成し、前記切削部材により環状切断部を形成し、前記先導部材を前記切削部材が前進するにつれて該切削部材から相対的に後退させ、前記先導部材により先導凹部を形成し、該先導部材を先導凹部に係合させて先導部材が加工物に対して滑りを起こさないようにする、切断方法が提供される。]
[0009] 次に本発明を拘束するものでない実施例を図面を参照してさらに詳しく説明する。]
図面の簡単な説明

[0010] 本発明の切断装置の一実施例の側面図である。
図1の装置の正面図である。
図1の装置の分解側面図である。
図1の装置の先導部材の拡大断面図である。
図1の装置の部分破断した側面図である。
図4に相当する図であり、他の実施例を示す。
図4〜6の装置に使用するチップ本体の拡大図である。
図4〜6の装置に使用するチップ本体の拡大図である。
図4〜6の装置に使用するチップ本体の拡大図である。
チップ本体を製作するために使用するブランク材を示す。] 図1 図4 図5 図6
実施例

[0011] 添付図面は切断部材12を備えた切断装置10を例示している。切断部材12は穴鋸の形状を有し、回転軸線14を中心とした開放円筒形カップの形態を有し、カップの口縁に沿って環状に配列された多数の刃(または歯)16を支持している。切断部材12は軸線14を中心として回転可能であり、加工物18に係合して該加工物に環状切断部19を形成する。]
[0012] 先導部材20は細長い形状を有し、回転軸線14を中心として回転できる。これにより先導部材20は加工物に環状切断部19よりも小さい半径を有する先導凹部22を形成することができる。先導部材20は先導凹部22の内部に定着し、以下に説明するように、先導部材が加工物18上を横滑りすることを防止する。]
[0013] 太軸またはチャックの形状をした駆動部材24は切断部材12及び先導部材20に対する駆動を行う。]
[0014] 後退部材26(図4参照)は切断部材12及び駆動部材24に対して相対的に先導部材20を後退させる。] 図4
[0015] より具体的に説明するに、装置10は、点線で示した動力装置28に取り付けられた駆動部材24に取り付けてある。使用時に、動力装置28は駆動部材24を回転軸線14の周りに回転させ、それにより装置10を回転させる。カップ12の口の周りに歯列16が取り付けてある。歯列は例えば炭化タングステンのようなチップ材から形成されており、隣接した歯からは凹所30により分離されている。]
[0016] この例では先導部材20は炭化タングステンのような小さい円錐要素42の形の最先端チップ40を有する。円錐要素42は回転軸線14に位置づけられている。図2から分かるように、円錐要素42の軸線14からの最大半径は軸線14からの歯列16の最大半径よりもはるかに小さい。] 図2
[0017] 図1の緩めた状態では、先導部材20は切断部材12のカップ状の口から延び出して、円錐要素子42を歯列16を越えた個所に位置づける。すなわち、駆動部材(チャック)24から延びる軸線14を横切る方向に見たとき、円錐要素42は歯列16により画定される横断面を横切って延び出している。] 図1
[0018] 図示した実施例では、切断部材12及び先導部材20は装置10の個別の部材を形成しており、各独立にチャック24に取り付けられている。この例の場合には、チャック24はRobert BoschGmbH社製の形式のものであり、「動力変換チャック組立体」として知られている。他の形式のチャックを使用することもできる。]
[0019] Robert BoschGmbH社製の動力変換チャック組立体24に対しては、先導部材20は円筒形の六角形部44を有する。これは先導部材20に対する取り付け部を構成する。切断部材12は同様な六角形部46を有する。各六角形部44、46はチャック24内のボール軸受に作用する周溝48、48を有し、これらはチャック24内の対応した部材を取り付けるために使用される。切断部材12の六角形部46は部分44を受けるための六角形中央孔を有する。これにより、六角形雄部と六角形雌部を嵌合させ、チャック24から駆動されたときに、切断部材12と先導部材20を軸線14の周りに一緒に回転させることができる。]
[0020] 先導部材20の詳細が図4に記載されている。一端に六角形部44を有する先導軸50は、他端にスリーブ54内に配置された頭部52を有する。スリーブ54は一端にスリーブ54の端面53から突出するチップ40を支持している。端面53は軸線14にほぼ直交している。] 図4
[0021] 頭部52はスリーブ54内に拘束されている。これはいくつかの方法で達成できる。例えば、スリーブ54の材料を、かしめ、曲げつけ、ロール掛け、その他の方法で変形させて頭部52の背後の円周スロット56に回り込ませ、頭部52を捕捉させる。他の例では、止め輪またはオーバサイズヘッド(図示せず)を使用することも可能である。圧縮ばね58がスリーブ54の内部を頭部52の面からスリーブ54の他端部へ向けて延びている。ばね58はスリーブ54と先導軸50を図4の位置に偏倚させ、そこに上記の手段で維持させる。部材50、54はそれらの入れ子式の配置により軸線14に沿って相対運動が可能である。これにより、先導部材20と特にチップ40とは、切断部材12と軸50に対して後退することができる。] 図4
[0022] 装置10は図1に示したように、下記の方法で使用できる。まず、切断装置12により切断すべき加工物18の所望位置に円形孔の所望位置を選択すると、装置10は歯列16の平面を加工物18に対してほぼ平行に対峙させ、円錐要素42を所望の円形孔の中心に対峙させる。装置10が加工物18に向けて前進すると、円錐要素42が歯列16の前方に突出しているために、円錐要素42と加工物18との間に最初の接触が起きる。その結果、小さい円錐形先導凹部22が形成される。先導凹部22が形成されると直ちに円錐要素42と先導凹部24との間に機械的な係合状態が生じ、円錐部材42は加工物18の表面での滑りに抵抗し、それにより加工物18の孔を形成すべき所望の位置において、切断部材12を加工物18に対して正確な位置決め状態に維持する。] 図1
[0023] 一旦この機械的な係合が達成されたら、装置10は加工物18に対してさらに押されるので、切断部材12を加工物18に向けて推し進め係合させるに至る。この運動はばね58に抗して行われ、ばね58は切断部材12が円錐要素42に対して相対的に前進することを許容するためには圧縮されなければならない。こうして、切断部材12が前進するにつれて、円錐要素42は切断部材12に対して相対的に後退する。この運動が起きると、歯列16は加工物18を切削し始め、環状切り込み19を形成する。円錐要素42と先導凹部22の間の機械的係合により、加工物18の表面に沿った歯列16の滑り傾向は抵抗を受ける。さらに、この運動が起きると、ばね58はスリーブ54により頭部52の方(駆動部材24の方)へますます圧縮されて円錐要素42を先導凹部24へ向けて押しつけ、切断要素12の位置を加工物18に対して維持する。]
[0024] 先導凹部24の深さは加工物18に対する端面53の衝合により制限される。]
[0025] 従って、円錐要素42の作用は機械的な係合を提供するに十分な深さの先導凹部22を形成するに必要な作用に限定される。円錐要素42の加工物18へのさらなる侵入は阻止される。従って、円錐要素42の摩耗はその加工物18に対する不必要な加工を回避することにより最小に抑制される。これにより、円錐要素42の寿命が相当に増すことが予想される。]
[0026] 一旦切断部材12が加工物18を貫通して環状切断部19が完成したら、円形孔が形成され、円形屑60がカップ12の口部に残る。スリーブ54は先導軸50の上に押し戻され且つばね58は圧縮されているが、装置10が加工物18から取り除かれると、ばね58は緩み、スリーブ54を図4に示された元の位置に押し戻し、こうして屑60を切断部材12から排除する。] 図4
[0027] 先導部材20aの他の例を図6に示す。図4の装置に対応した構成部分は同じ参照符号に添え字aを付する。一端に六角形断面44aを有し、他端に頭部52aを有する先導軸50aは、スリーブ54aの中に配置されている。頭部52aはねじ、溶接、接着その他の方法でスリーブ54aに固定されている。スリーブ54aの他端には中空フィンガ55が設けられる。中空フィンガ55はスリーブ54a内に配置された頭部57を有する。フィンガ55はその自由端にチップ40aを支持している。チップ40aはフィンガ55の端面53aから突出している。端面53aは軸線14aにほぼ直交している。] 図4 図6
[0028] 頭部57はスリーブ54a内に拘束されている。これは多数の方法により達成できる。例えば頭部57を大径にし、その周りでスリーブ54aの材料を頭部52aの後部に、かしめ、曲げつけ、ロール掛け、或いは変形により曲げつけ、頭部52aを拘束する。他の例では、円形リング、周溝(図示せず)などを使用できる。圧縮ばね58aは、スリーブ54aに沿って頭部52aの面からスリーブ54aの他端、次いで中空フィンガ55へと延びている。ばね58aはフィンガ55とスリーブ54aを図6に示した位置へ偏倚させる。この状態ではフィンガ55はスリーブ54aから突出し、上に説明したようにその位置に保持されている。部材54a、55の入れ子式構造により、それらは軸線14aに沿って相対移動する。これにより先導部材20a特にチップ40aは、切断部材12及び軸50aに対して相対的に後退する。] 図6
[0029] この代替的な先導部材20aは図1に記載したものと同様に使用できる。] 図1
[0030] チップ40が小さい円錐要素を有することは上に説明した。これに代わるチップも可能であり、以下の図に拡大尺度で例示される。]
[0031] 図7、図8、図9はチップ40bを例示する。チップ40bはタングステンカーバイドその他の切削材料であるチップ本体70と、上に説明したように加工物(図示せず)に対する最初の接触を行うチップ先端72を有する。チップ本体70は回転軸線14を中心とした円筒部74を有する。円筒部74からはテーパ部76がチップ先端72に向けて傾斜している。チップ本体70はチップ先端が加工物に侵入する際に加工物を切削する切削形状(エッジ)78を有する。切削形状78は図10に例示したチップ本体70を形成する方法の例を考慮すると良く説明できる。] 図10 図7 図8 図9
[0032] 図10の例では、ブランク材80は回転軸線14を中心とする円筒部82とテーパ部分84を有する。テーパ部分84は回転軸線14を中心とする円錐形の形状を有する。ブランク80は次いで点線86に沿って切断または研削することにより修正される。点線86は軸線14に対して直交しない平面を表し、修正しない円錐内部の点88で回転軸線14に交差している。ブランク材80をこのように線86で表される平面を境界とするように修正する効果は、図7〜9から分かるいくつかの特徴を生じる。先ず、修正しないテーパ部分84の頂点から材料を除去すると、回転軸線14と先端72を通る線90との間のずれから分かるように、先端72は回転軸線14から離間(オフセット)している(図7)。一例として、この離間は約0.2mmである。第2にエッジ78は境界面86と修正前の円錐84の表面の交差部に、加工物に係合するときに切削形成を行うエッジを提供する。] 図10 図7 図8 図9
[0033] 図9は上記の形状の重要性を例示する。図9は回転軸線14の方向に見たときのチップ40bを例示している。上に説明したように、先端72は回転軸線14からずれている。2つのエッジ78間のほぼ中間にある点94から先端72までの距離は、点94の直径を挟んだ反対側の点96から先端72までの距離よりも大きい。さらに、軸線14はチャック24がその周りに回転する公称回転軸ではあるが、先端72は加工物に係合して軸線14からわずかに食い違った新たな回転軸線を規定する。その結果、チップ40bが先端72の周りに回転するとき、加工物に形成される先導凹部は、先端72と点94との間の距離により規定される円筒部分74の直径よりもわずかに大きい直径を有することになる。チップ40bと加工物の接触は、従って点94の近傍のみで生じる。これによりチップ40bの摩耗を減じる。加工物が切削されて先導凹部が形成されるので、ある程度の摩耗が予想されるが、しかしこれはエッジ78の一種の自己砥ぎ(sharpening)を結果する。先導凹部が一旦深さの限界に達すると、チップ40bがわずかに過大寸法の先導凹部内を回転するので、チップ40bのさらなる摩耗は最小になる。] 図9
[0034] 本発明の範囲内で多くの変形例、修正例が可能である。特に、多くの異なった材料、寸法、相対寸法、形状が可能である。ダイヤモンド、炭化タングステン、その他の硬質材料、研磨材料が円錐要素42、42a、76及び歯(刃)16に使用できる。多くの形状の円錐要素42、42a、76及び歯16が使用できる。円錐要素42、42a、76は円錐形切削部ではなくて環状切削部を形成する。円錐要素は加工物に切削というよりむしろはぎ取り作用の形態で加工物に侵入できる。先導部材20は独立に供給して、通常の先導ねじれドリルの代わりに、通常の穴鋸にはめ込むことができる。チャック又は太軸に本装置を取り付ける手段は例示のものから変形して、従来のまたは他のチャック又は太軸に適した適当な形態にすることができる。]
[0035] 先導部材の後退の能力のため、切断部材12は、先導部材が加工物に不必要に深い穴を形成する必要なしに案内されうる。特に、先導部材は切断部材により形成される最終の切断深さよりも深く切削しない。例えば、セラミックタイルを切断する場合、先導部材はタイルの表面に係合する一方、切断部材はタイルの深さを切削するが、先導部材はタイルの深さを越えてタイルが取り付けられている表面までも切削することはない。]
[0036] 上記の装置は単一穿孔操作により、先導された穴切断作用を提供する。先導孔を穿孔する予備操作が不要になる。従って単一穿孔作用が2回の穿孔作用に置き換わり、向上した生産性が得られる。特にセラミック等の加工物に対する損傷の危険は減じる。]
[0037] 加工物はセラミック、木材、金属その他の材料が可能である。本書の説明は特に重要と思われる発明の特徴に注意を払ったが、本発明は特に強調されていなくても本書に記載され或いは図面に示された特徴の特許性ある特徴及び組合せに関して保護を請求するものである。]
[0038] 10切断装置
12切断部材
14軸線
16 刃(または歯)
18加工物
19 環状切断部
20先導部材
22先導凹部
24駆動部材(チャック又は太軸)
26後退部材
28動力装置
30凹所
40チップ
42円錐要素
44、46六角形部
48周溝
50 先導軸
52 頭部
53 端面
54スリーブ
55中空フィンガ
56円周スロット
57 頭部
58圧縮ばね
70 チップ本体
72チップ先端
74円筒部
76テーパ部
78切削形状(エッジ)
80ブランク材
82 円筒部
84テーパ部分(円錐)]
权利要求:

請求項1
加工物に係合してそこに環状切断部を形成するように、回転軸の周りに回転自在の切断部材と、加工物に係合して前記環状切断部よりも小さい半径の先導凹部を形成する先導部材であって、前記先導凹部内に位置して前記加工物に対して横滑りしないで前記回転軸の周りで回転できる先導部材と、前記切断部材と前記先導部材のための駆動部材と、前記先導部材が前記切断部材の前進につれて前記切断部材に対して相対的に後退させる作動部材と、を備えた切断装置。
請求項2
前記先導部材は、加工物が前記切断部材に係合する前に前記切断部材を超えて突出して前記加工物に係合する、請求項1に記載の切断装置。
請求項3
加工物に先導凹部を形成し、前記先導凹部に係合して加工物に沿って横滑りしないように、軸線の周りに回転できる先導部材であって、取り付け部、切断部、及び該切断部を取り付け部に対して相対的に後退させる部材を含んでいる、先導部材。
請求項4
前記先導部材は該先導部材に加えられる力により後退するように構成される請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
請求項5
前記力は前記先導部材を加工物に対し押しつけることにより発生できる請求項4に記載の装置。
請求項6
前記先導部材は互いに移動可能な第1部材及び第2部材により取付が可能であり、前記第1部材及び第2部材の相対位置を偏倚させるように作用する偏倚部材を有している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
請求項7
前記第1部材及び第2部材は前記先導部材が前進される相対位置に偏倚される請求項6に記載の装置。
請求項8
前記第1部材及び第2部材は入れ子式である請求項6又は7に記載の装置。
請求項9
前記第1部材及び第2部材は前記軸線に沿って移動可能である請求項6、7、8の何れか一項に記載の装置。
請求項10
前記前記第1部材及び第2部材の一方は細長部材であり、他方は前記細長部材を軸線方向に移動可能に収容したスリーブである請求項6〜9の何れか一項に記載の装置。
請求項11
前記細長部材は前記スリーブ中に拘束されている請求項10に記載の装置。
請求項12
前記先導部材は使用時に前記先導凹部を切削形成するものである請求項1〜11の何れか一項に記載の装置。
請求項13
前記先導部材は前記先導凹部を形成するために前記加工物に係合するチップを有する請求項1〜12の何れか一項に記載の装置。
請求項14
前記チップは加工物に係合する部材により支持され、前記先導凹部が形成される際に前記先導凹部の深さを制限する請求項13に記載の装置。
請求項15
前記チップは、加工物に対する最初の接触を行うチップ先端を有するチップ本体を含み、前記先端は前記回転軸からずれており且つ加工物に侵入するにつれて加工物を切削する切削形状を有している、請求項13又は14に記載の装置。
請求項16
前記チップ本体は前記チップ先端に向けて傾斜するテーパ部分を有する請求項15の装置。
請求項17
前記テーパ部分は前記回転軸線を中心とした円錐の形状を有し、該円錐は、前記回転軸線に対して直交でない交差をする境界表面を有するように修正され、前記境界表面は、修正前の前記円錐の範囲内で前記回転軸線に交差している、請求項16に記載の装置。
請求項18
前記境界表面と前記修正前の円錐との交差部のエッジは切削形状を有する請求項17の装置。
請求項19
前記境界表面は平面である請求項17又は18に記載の装置。
請求項20
前記チップは前記回転軸線を中心とする円筒部により支持されている請求項13〜19の何れか一項に記載の装置。
請求項21
切断部材はほぼ円形の切断刃を有する請求項1〜20の一項に記載の装置。
請求項22
前記請求項1〜21の何れか一項に記載の切断装置を使用して、加工物に前記先導部材により先導凹部を形成し、前記切断部材により環状の切断部を形成し、前記切断部材による切断の進行につれて前記先導部材を前記切断部材に対して相対的に後退させる方法であって、前記先導部材が前記先導凹部を形成し、前記先導凹部に係合し、前記先導部材が加工物に沿って横滑りしないようにした切断方法。
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